ヘルパースプリング



ヘルパースプリング

ドリフト教習所 パーツについて ヘルパースプリング

へルパースプリングは通常のスプリングよりやわらかいスプリングです。何のために使うのかというと、単純に車高を下げすぎて遊んでしまうバネを遊ばないようにできます。 ヘルパースプリングはやわらかいので、通常の状態では縮みきっています。ジャッキアップしたときなど、バネが遊ぶようなときは、ヘルパースプリングを装着しておけば、ヘルパースプリングが伸びバネが遊ばなくなるのです。

そしてこれから説明するのがドリ車に対するヘルパースプリングの本来の使い方だと思います。GTウイングなどを装備すると、リヤのダウンフォースが増加し、なかなか滑りださなくなります。 そこでリヤにヘルパースプリングを入れるのです。これだけでブレーキングドリフトが簡単にできるようになります。ヘルパースプリングを入れると車高が上がるので、同じ車高まで下げてください。

なぜヘルパースプリングを入れるとブレーキングドリフトが簡単になるのかというと、ヘルパースプリングは普段は縮みきってつぶれています。ブレーキを踏むと過重フロントにより、リヤの過重がぬけてしまいます。 このとき過重が抜けるのでヘルパースプリングも伸びるのです。つまりさらにフロント過重になるのです。GTウイングで押さえつけられていますが、ヘルパースプリングを入れることによってリヤを浮かすことができます。 硬いスプリングを入れると、伸びやすくなりますが、普段はつぶれていないといけません。伸び側のストロークも伸びるのでドリフトがしやすくなるのです。

コーナーの立ち上がりはしっかりつぶれてくれるので、トラクションがかからないことはありません。ただ伸び側のストロークを上げて、伸びやすくしているので若干のロールは増えてしまいます。 あと大切なのが、グリップ走行するときは外してください。ストレートからフルブレーキングでコーナーに進入。このときブレーキが効きにくくなります。フェードもすぐするでしょう。 普段の走行では問題ないのですが、このような限界付近でのブレーキングでは、リヤが浮いてしまい、フロントのブレーキのみで制動している状態になってしまいます。 危険なのでグリップ走行のときは外したほうが無難です。もしどうしてもというときは、ある程度走り方で対応できます。シフトダウンのタイミングをギリギリまで早くするのです。 FR車前提で話をしていますが、早めにシフトダウンしてエンジンブレーキを効かせるのです。これでリヤも沈み込むのでブレーキも効くようになります。ただシフトダウンした瞬間レッドゾーンに入れないようにしてください。

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